MoreLogin は、アカウントごとに独立したブラウザプロファイルを提供するアンチディテクトブラウザで、現在は Android クラウドフォンと自動化ツールも加わっています。始めやすい価格帯も魅力で、2 プロファイルまで使える無料プランに加え、10 プロファイルで月額 $9(年払いなら月額 $5.40)からの Pro プランが用意されています。
総合評価:MoreLogin は、画面が多少にぎやかでも気にしない、コスト重視のマーケター、EC 事業者、自動化ユーザーにとってコストパフォーマンスの高いツールです。初心者や成長中のチームには、よりシンプルで無料プランの利用枠が多いツールのほうが向いているかもしれません。
MoreLogin の概要
| 無料プラン | 2 プロファイル、2 ユーザー、期間制限なし |
|---|---|
| 有料プラン | Pro は月額 $9 から(10 プロファイル、2 ユーザー)、年払いなら月額 $5.40、Custom は要問い合わせ |
| 年払い割引 | 40% |
| 対応プラットフォーム | Windows、macOS、Linux、Android クラウドフォン、Android アプリは発表済み |
| ブラウザエンジン | Chromium と Firefox |
| 自動化 | Synchronizer、ノーコード RPA、Local API(Selenium、Puppeteer)、CLI、AI エージェント向け MCP |
| おすすめの用途 | 低予算でのマルチアカウント運用、モバイルアプリのアカウント、自動化 |
MoreLogin とは?
MoreLogin は、1 つのワークスペースで多数のオンライン ID を運用するためのアンチディテクトブラウザです。各ブラウザプロファイルには独自のフィンガープリント、Cookie、ストレージ、プロキシが割り当てられるため、ウェブサイトからは各プロファイルが別のデバイスを使う別のユーザーとして認識されます。
2026 年現在、同社は MoreLogin を単なるブラウザではなく、アカウント管理ワークスペースと位置づけています。ローカルのブラウザプロファイルに加えて、クラウドブラウザのセッションや、モバイルアプリ向けの Android クラウドフォン、チームの権限管理、自動化機能も提供しています。
AdsPower を使ったことがあれば、MoreLogin にもなじみを感じるでしょう。どちらも有料プランの料金をプロファイル数とユーザー数に基づく計算ツールで決める方式で、1 つの画面に多くのコントロールが並んでいます。
MoreLogin の機能
MoreLogin の主な機能は次のとおりです。
- ブラウザプロファイル管理:プロファイルを個別または一括で作成・グループ化・起動でき、プロキシや Cookie の一括インポートにも対応しています。
- フィンガープリントのカスタマイズ:プロファイルは Chromium または Firefox カーネルで動作し、ユーザーエージェント、画面解像度、言語、WebRTC モードなどのパラメータを手動で調整できます。
- プロキシ対応:プロファイルごとにプロキシを割り当てられ、起動時に IP を確認できます。プロバイダーをお持ちでない場合は、アプリ内でプロキシを購入することも可能です。
- クラウドフォン:SNS、EC、ショート動画のアカウント向けに、クラウド上の Android 12〜15 端末を利用できます。料金は分単位($0.006/分、1 日の上限 $1.50)、または 30 日あたり $23〜$25 です。
- 自動化:複数のプロファイル間でクリックや入力を同期する Synchronizer、ノーコードの RPA ビルダー、Selenium と Puppeteer 向けの Local API、CLI、そして Claude Code や Cursor などの AI エージェントが MoreLogin のプロファイル内で作業できる MCP アクセスを備えています。
- チームでの協力:メンバー権限、パスワードと Cookie の保護、ページアクセスルール、操作ログに対応しています。
最大の魅力は、価格に対する機能の幅広さです。Synchronizer、Local API、プロファイル移管、チームコラボレーションは、いずれも無料プランに含まれています。
どのプロファイルにも、質の良いプロキシは欠かせません。自前で用意する場合は、FloppyData が手頃な選択肢です。ローテーショントラフィックが $1/GB で、1 つの残高からレジデンシャル、モバイル、データセンターの IP として使えます。
開示:Gologin と FloppyData は cross-browser.org の商業パートナーです。パートナーの一覧は運営者情報ページをご覧ください。
MoreLogin の料金とプラン
MoreLogin には 3 つのプランがあります。
- Free:$0 で、2 プロファイルと 2 ユーザーをずっと利用できます。Synchronizer、Local API、プロファイル移管、チームコラボレーションが含まれます。
- Pro:10 プロファイルと 2 ユーザーで月額 $9から。プロファイル数は計算ツールで選択します。50 プロファイルで月額 $25、100 プロファイルで月額 $35、400 プロファイルで月額 $80、1,000 プロファイルで月額 $160 です。ユーザーを追加するごとに月額 $5 が加算されます。Pro では 24 時間 365 日のオンラインサポートも付きます。
- Custom:プロファイル数やチームの上限を自由に設定でき、専任コンサルタントが付きます。料金は要問い合わせです。
年払いにすると 40% オフになり、エントリープランは月額 $5.40 まで下がります。クラウドフォンはプラン料金とは別に課金されます。具体的な計算例やチームでの利用シナリオについては、MoreLogin の料金解説、または公式の MoreLogin 料金ページをご覧ください。
参考までに、Gologin も 10 プロファイルで月額 $9 からですが、年払いなら月額 $4.50 で、無料プランのプロファイル数は 2 ではなく 3 です。
MoreLogin のメリットとデメリット
メリット:
- 低い導入価格:10 プロファイルで月額 $9、年払いなら月額 $5.40 です。
- 柔軟な料金体系:必要なプロファイル数とユーザー数の分だけ支払えます。
- 無料プランの充実した機能:Synchronizer、Local API、チームコラボレーションが有料限定になっていません。
- 2 種類のブラウザエンジン:Chromium と Firefox のプロファイルに対応しています。
- モバイルへの対応:アプリベースのアカウント向けに Android クラウドフォンがあります。
- 自動化と AI:ノーコード RPA、API、CLI、MCP に対応しています。
デメリット:
- にぎやかなインターフェース:1 つの画面にボタンや設定が多く、アンチディテクトブラウザが初めての方は慣れるまで時間がかかります。
- 小さな無料プラン:プロファイルは 2 つまでで、Pro プランのトライアルも案内されていません。
- チームのユーザー追加は別料金:含まれるユーザーは 2 名のみで、メンバーを増やすごとに月額 $5 が加算されます。
- オプション費用:クラウドフォンとプロキシは別料金です。
- ネイティブのモバイルアプリは未提供:Android アプリは発表済みですが未リリースで、モバイルでの作業はクラウドフォンで行います。
- ハードウェアへの負荷:Chromium ベースのアンチディテクトブラウザの例に漏れず、多数のプロファイルを同時に動かすには十分な CPU と RAM が必要です。

MoreLogin の主な活用例
多くのアンチディテクトブラウザと同様に、MoreLogin は主に次のような用途で使われています。
- デジタルマーケティングと SNS:クライアントや地域ごとに広告アカウントや SNS アカウントを、セッションを混在させることなく運用できます。
- EC:複数のセラーアカウントやストアアカウントを、それぞれ独立したブラウザまたは Android 環境で管理できます。
- 代理店:パスワードを共有せずに、チームメンバーへクライアントのアカウントへのアクセス権を付与できます。
- ウェブスクレイピングと自動化:API、RPA、AI エージェントを通じて多数のプロファイルを操作できます。
- 市場調査:さまざまな地域から価格、広告、検索結果を確認できます。
- ソフトウェアテスト:異なるブラウザ構成や位置情報の下でサイトをテストできます。
この種のツールと同様に、MoreLogin も法令および各プラットフォームの利用規約に従ってご利用ください。
2026 年に MoreLogin は選ぶ価値があるか?
予算が限られた個人ユーザーや小規模チームなら、答えは「はい」です。MoreLogin の計算ツールなら小規模な構成を安く抑えられ、無料プランにもすでに自動化ツールが含まれており、クラウドフォンによって追加のハードウェアなしでモバイルアプリのアカウントも扱えます。
一方、できるだけ学習コストを抑えたい方や、最初から数人のチームで使いたい方には、あまりおすすめできません。インターフェースが複雑で、3 人目以降はユーザーごとに追加料金がかかるためです。導入を決める前に、無料プランを使って、ご自身のプロキシや対象サイトで試してみてください。
検討する価値のある代替ツール:Gologin
手軽に始めたい方には、当サイトのイチオシである Gologin をおすすめします。3 プロファイルまで使える永久無料プラン、月額 $9 からの有料プラン(年払いなら月額 $4.50)、Windows、macOS、Linux、Android 向けのアプリ、そしてインストール不要でプロファイルを実行できる Cloud Browser を備えています。有料プランにはチームメンバーとプロファイル共有が含まれ、開発者向けには REST API と AI エージェント向けの Browser MCP が用意されています。詳しくは Gologin のレビュー、または直接比較した Gologin と MoreLogin の比較をご覧ください。
比較記事
よくある質問
MoreLogin は無料で使えますか?
はい。無料プランに期間の制限はなく、ブラウザプロファイル 2 つとユーザー 2 名まで利用でき、クレジットカードの登録も不要です。新規アカウントには、クラウドフォンの利用時間 100 分も付与されます。MoreLogin は Pro プランの期間限定トライアルを案内していないため、お試しには無料プランをご利用ください。
MoreLogin の料金はいくらですか?
Pro プランは 10 プロファイル・2 ユーザーで月額 $9 から、年払いなら月額 $5.40(40% オフ)です。プロファイルの追加は料金計算ツールで行い、100 プロファイルで月額 $35、1,000 プロファイルで月額 $160 となります。ユーザーを追加するごとに月額 $5 が加算されます。Custom プランは営業チームによる個別見積もりで、クラウドフォンは別料金です。
MoreLogin はどのプラットフォームに対応していますか?
MoreLogin には Windows、macOS、Linux 向けのデスクトップアプリがあります。モバイルアカウントは Android クラウドフォン(Android 12〜15)で動作します。ネイティブの Android アプリは「近日公開」と案内されています。
MoreLogin にプロキシは含まれていますか?
無料のプロキシは含まれていません。MoreLogin 内でプロキシを購入するか、お持ちのプロキシを接続でき、プロファイルごとに 1 つのプロキシを割り当てます。プロキシの品質はブラウザと同じくらい重要なため、信頼できるプロバイダーをお選びください。
MoreLogin は自動化できますか?
はい。MoreLogin には Synchronizer、ノーコードの RPA ビルダー、Selenium や Puppeteer と連携できる Local API、CLI、AI エージェント向けの MCP アクセスが備わっています。Synchronizer と Local API は無料プランでも利用できます。
MoreLogin とシークレットモードの違いは何ですか?
シークレットモードは、セッション終了後に Cookie と履歴を破棄するだけで、ウェブサイトからは実際のデバイスフィンガープリントと IP アドレスがそのまま見えます。MoreLogin では、プロファイルごとに独自のフィンガープリント、Cookie、プロキシが割り当てられるため、各プロファイルが別々のデバイスとして認識されます。





