Webサイトに自分のどんな情報が知られているかを確かめる最も手軽な方法は、無料のチェッカーをいくつか実行することです。IPテストでは、IPアドレス、位置情報、インターネットプロバイダーが分かります。フィンガープリントテストでは、プロキシやVPNを使っていても個人の特定につながり得るブラウザやデバイスのシグナルが分かります。以下では、2026年のおすすめ無料ツールとして、Iphey、Whoer、BrowserLeaks、Am I Unique、CreepJS、Cover Your Tracks、Pixelscanに加え、GologinとFloppyDataの無料チェッカーをご紹介します。
開示:Gologin と FloppyData は cross-browser.org の商用パートナーです。パートナーの一覧は運営者情報ページをご覧ください。
これらのツールは、環境を変更する前と後の両方で実行してください。VPN、プロキシ、アンチディテクトブラウザによって、Webサイトに見える情報が実際に変わっていることを確認できます。以下のツールはすべて、2026年10月時点でオンラインで無料利用できました。
ツール一覧
| ツール | おすすめの用途 | 主なチェック項目 |
|---|---|---|
| Iphey | 総合判定を素早く知りたい | フィンガープリントスコア、IP、DNSリーク、IPブラックリスト、ボットチェック |
| Whoer.net | IPと匿名性の概要確認 | IP、位置情報、DNS、WebRTC、匿名性スコア |
| BrowserLeaks | 項目ごとの詳細テスト | IPとWebRTCのリーク、JavaScript、Canvas、WebGL、フォント |
| Am I Unique | 固有性の測定 | 他の訪問者と比較したフィンガープリント属性 |
| CreepJS | フィンガープリントの詳細分析 | Canvas、WebGL、フォント、偽装の兆候 |
| Cover Your Tracks | トラッカー対策の確認 | 広告・トラッカーのブロック、フィンガープリントの固有性 |
| Pixelscan | プロキシやアンチディテクト環境の確認 | フィンガープリントの整合性、プロキシ検出、IP、DNSリーク |
| Gologinのツール | 無料のIP・フィンガープリントチェックを一か所で | IP、位置情報、ISP、ブラウザ・デバイス情報、Canvas、WebGL、WebRTC、ハードウェア |
| FloppyData Free Proxy Checker | 使用前のプロキシテスト | HTTP、HTTPS、SOCKSプロキシの速度、接続性、匿名性 |
1. Iphey.com

特長
Ipheyはリアルタイムでブラウザフィンガープリントのテストを行い、ブラウザの信頼性の高さを1つのスコアで示します。IPアドレス、VPN・プロキシのリーク、DNSリーク、ボット検出のシグナル、IPがスパムや脅威のブラックリストに載っていないかどうかも、それぞれ個別にチェックします。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、IPアドレス、おおよその位置情報、インターネットプロバイダー、ハードウェアやソフトウェアの詳細を確認できます。これらの情報は、地域ブロック、ターゲティング広告、不審なアクティビティの検出に利用されます。
総評
Ipheyは、IPとフィンガープリントを手早く総合的にチェックするのに優れたツールです。使いやすく効率的で、すぐに答えが欲しい方に最適です。
2. Whoer.net

特長
Whoer.netは、IPアドレスとブラウザフィンガープリントの一部を分析します。VPNの状態、DNSサーバー、WebRTCリークを表示し、結果を匿名性スコアとしてまとめます。WHOIS検索やpingテストなどの追加ツールも利用できます。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、IPアドレス、VPNの利用状況、DNSサーバーの詳細、WebRTCリークの可能性を検出できます。これらは匿名性やVPNの効果を損なう恐れがあります。
総評
Whoer.netは基本的なIPチェックにとどまらず、オンライン上の足跡をはっきりと示してくれます。匿名性スコアがあるため、プライバシーを重視する方が最初に使うチェックとして便利です。
3. Browserleaks

特長
BrowserLeaksは、WebRTC、DNS、JavaScript情報など、ブラウザフィンガープリントのさまざまな部分を調べるテスト群を提供しています。各テストは個別のページで実行されるため、本当のIPアドレスやデバイス情報がどのように漏れ得るのかを正確に確認できます。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、ブラウザの設定、インストール済みプラグイン、画面解像度など、幅広い詳細情報を収集できます。このデータから固有のフィンガープリントが作成され、Web上であなたを特定・追跡できる可能性があります。
総評
BrowserLeaksは、ブラウザフィンガープリントを本格的に理解したい方に欠かせないツールです。詳細なレポートにより、個々のリークを特定して対処できるため、技術に詳しい方には必携です。
4. Amiunique

特長
Am I Uniqueはブラウザフィンガープリントに特化しており、他の訪問者と比べてあなたの環境がどれだけ固有かを示します。ユーザーエージェント、HTTPヘッダー、画面解像度などのフィンガープリント属性を収集します。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、収集したデータからブラウザ固有の識別子を作成でき、複数のサイトをまたいだ行動を追跡しやすくなります。
総評
Am I Uniqueは、ブラウザフィンガープリントの固有性を評価する強力なツールです。レポートが分かりやすく、オンライン上でどれだけ特定されやすいか、どの属性が目立っているかを簡単に把握できます。
5. Creepjs

特長
CreepJSはオープンソースのプロジェクトで、Canvasフィンガープリント、WebGL、フォント検出など、ブラウザフィンガープリントを詳細に分解して示します。値が偽装されている兆候も調べるため、プライバシーツールやアンチディテクトブラウザにとって厳しいテストとなります。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、ブラウザの設定やハードウェアの性能に関する包括的なデータを収集できます。それが非常に固有性の高いフィンガープリントとなり、追跡に利用され得ます。
総評
CreepJSは、このリストの中で最も厳しいテストです。出力は技術的ですが、どのシグナルから環境が見破られるのかを正確に示してくれます。
6. Cover Your Tracks

特長
Cover Your Tracksは旧称Panopticlickで、Electronic Frontier Foundationが運営しています。ブラウザをテストして、追跡やフィンガープリンティングに対する防御力を確認し、トラッカー、広告、ブラウザのフィンガープリントに関するレポートを提供します。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、ブラウザが追跡技術にどの程度耐えられるかを確認でき、インターネット上であなたを追跡するために使えるフィンガープリントデータを収集できます。
総評
Cover Your Tracksは、信頼できる組織が運営する評価の高いツールです。ブラウザが追跡にどの程度耐えられるかを把握するのに特に役立ちます。
7. Pixelscan

特長
Pixelscanは、ブラウザフィンガープリント、プロキシ検出、IP分析、DNSリークを一度にチェックできるツールです。環境全体がどれだけ検出されやすく見えるかを示すため、プロキシやアンチディテクトブラウザのプロファイルのテストでよく使われています。
Webサイトに見える情報
Webサイトは、ブラウザやデバイス環境に関する詳細な情報を収集でき、追跡に利用できる強固なフィンガープリントを作成できます。
総評
Pixelscanは、環境が実際にどの程度検出されやすいかを確認したい方に適した包括的なツールです。特に、新しいプロキシやブラウザプロファイルを追加した後の確認に向いています。
8. Gologinの無料IP・フィンガープリントチェッカー
アンチディテクトブラウザのGologinは、自社サイトで2つの無料チェッカーを提供しています。
- What is my IPは、IPアドレスと位置情報に加え、ブラウザ、ソフトウェア、インターネットプロバイダー、デバイス情報を表示し、サイトに見えている情報をひと目で確認できます。
- ブラウザフィンガープリントテストは、GologinのサイトでIpheyのリアルタイムフィンガープリントチェックを実行し、Canvas、WebGL、WebRTC、ハードウェア仕様に関するプライバシーリークを報告します。
総評
これらのツールを使えば、IPチェックとフィンガープリントチェックを並べて手軽に実行できます。結果から本当のフィンガープリントが露出していると分かった場合は、Gologin自体が解決策になります。3つのブラウザプロファイルを使える永久無料プランがあり、各プロファイルには一貫したフィンガープリントが割り当てられます。有料プランは月額$9からです。
9. FloppyData Free Proxy Checker
FloppyDataのFree Proxy Checkerは、ブラウザプロファイルやスクレイパーに追加する前に、HTTP、HTTPS、SOCKSプロキシの速度、接続性、匿名性をテストします。FloppyDataの無料ツールのページには、フィンガープリントとIPの位置情報のチェックも含まれています。
総評
動作しないプロキシや遅いプロキシを事前に除外でき、ログイン失敗やセッションのブロックを避けられます。新しいプロキシが必要な場合、FloppyDataはローテーション型トラフィックを$1/GBで販売しており、同じ残高で、190以上のロケーションのレジデンシャル、モバイル、データセンターIPを利用できます。
環境を段階的にチェックする方法
- VPNやプロキシを使わない通常のブラウザで、IPチェッカーとフィンガープリントチェッカーを実行し、基準となる結果を記録します。
- VPNやプロキシをオンにするか、アンチディテクトブラウザのプロファイルを開き、同じテストをもう一度実行します。
- IPアドレス、位置情報、DNSサーバーがプロキシまたはVPNのものになっていること、WebRTCテストで本当のIPが表示されないことを確認します。
- タイムゾーンと言語がプロキシの所在地と一致していることを確認します。不一致は、環境の偽装が見破られるよくある原因です。
- フィンガープリントの値を比較します。VPNやプロキシが変更するのはIPだけなので、Canvas、WebGL、フォントの結果は変わりません。これらをアカウントごとに変更するには、Gologinのようなアンチディテクトブラウザが必要です。
よくある質問
ブラウザフィンガープリントを確認できるおすすめの無料ツールは何ですか?
手早く判定を知りたい場合は、IpheyまたはGologinのブラウザフィンガープリントテストをご利用ください。後者は同じIpheyのチェックを実行します。詳細を知りたい場合はBrowserLeaksやCreepJSが適しています。他の訪問者と比べてフィンガープリントがどれだけ固有かを確認するには、Am I UniqueやCover Your Tracksをお使いください。
プロキシやVPNが本当のIPアドレスを漏らしていないか確認するには?
プロキシまたはVPNをオンにした状態で、GologinのWhat is my IPツール、Whoer、IpheyなどのIPチェッカーを開きます。表示されるIP、位置情報、DNSサーバーが、ご利用のプロバイダーではなくプロキシまたはVPNのものであれば問題ありません。あわせてWebRTCテストも確認してください。メインのIPが正しく見えていても、WebRTCによって本当のIPが判明する場合があります。
プロキシでブラウザフィンガープリントを隠せますか?
いいえ、隠せません。プロキシやVPNが変更するのはIPアドレスだけです。Canvas、WebGL、フォント、画面サイズ、タイムゾーンなどのフィンガープリントのシグナルは、ブラウザとデバイスから取得されます。これらをアカウントごとに変更するには、Gologinのようなアンチディテクトブラウザが必要です。
プロキシを使う前にテストするには?
FloppyDataの無料プロキシチェッカーのようなツールを使うと、HTTP、HTTPS、SOCKSプロキシの速度、接続性、匿名性をテストできます。そのうえで、プロキシ経由でIPチェッカーを開き、位置情報とIPの種類を確認してください。
まとめ
手早く総合チェックをするなら、Iphey、Whoer、Gologinの無料チェッカーから始めましょう。詳細を知りたい場合はBrowserLeaksとCreepJS、自分の固有性を確認するにはAm I UniqueまたはCover Your Tracks、プロキシやアンチディテクトのプロファイルを検証するにはPixelscanとFloppyDataのプロキシチェッカーが役立ちます。ブラウザ、VPN、プロキシの設定を変更するたびに実行してください。